皮膚腫瘍
粉瘤・いぼ・ほくろなど皮膚のできものなら何でも治療できます。保険治療が可能なものも多数あります。
いぼ・ほくろはレーザーでの治療もできます。
眼瞼下垂
眼瞼下垂は主に先天性眼瞼下垂(生まれつきの眼瞼下垂)、後天性眼瞼下垂(出生時に眼瞼下垂はなかったがその後まぶたが下がってきた状態)、偽眼瞼下垂(一見眼瞼下垂のようであるがそうではない状態)に分類されます。原因や程度により治療法や治療効果などが異なります。最も頻度が高いのは後天性の眼瞼下垂です。
症状
後天性眼瞼下垂の場合、四十歳代半ば頃に眼瞼挙筋という筋肉の力がゆるむことにより、筋肉 の動きが伝わらなくなり、まぶたが上に上がりにくくなります。さらに、視界が狭まり目を大きく見開くために無意識のうちに額の筋肉を収縮させ眉が上がってきます。
当院では、挙筋短縮術や挙筋前転術といわれている挙筋腱膜のずれを整復する手術、あるいは眼窩隔膜反転術を行います。当院ではおもに皮膚切開で行っています。二重まぶたのしわに沿って皮膚を切開しゆるんでいる挙筋腱膜を縫合します。
眼瞼挙筋が保たれていても、まぶたの皮膚がたるんでいるせいで視界が狭くなることがあります。その場合は、眉毛の真下で余剰皮膚を切除します。
あなたは眼瞼下垂ではありませんか?
下の項目をチェックしてみてください。2項目以上該当の方は要注意!
気になる方、診察だけでもO.K.ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
- 目が開けにくくなり、視界が狭くなった
- 夕~夜になると字を読むのが疲れる
- 写真を撮ると自分が眠そうに写る
- おでこにシワが増えた
- TVを見る時など反り返って、下目づかいに見る
- 首や肩が凝っている
- 老けて見える
- 良く頭痛がする
眼瞼下垂の原因
- 老化や加齢によるまぶたの皮膚のたるみ
- 加齢によるまぶたの筋肉と権幕の弛み
- ハードコンタクトレンズの長期使用によるもの
- アレルギーや癖でまぶたを強くこする
- 先天性や病気により起こりうるもの
分類
先天性眼瞼下垂 | 単純先天性眼瞼下垂 瞼裂狭小症候群 など |
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後天性眼瞼下垂 | 腱膜性眼瞼下垂 ・加齢性眼瞼下垂 ・ハードコンタクトレンズ眼瞼下垂 神経に問題がある眼瞼下垂 ・重症筋無力症 ・動眼神経麻痺(脳梗塞、脳動脈瘤など) 筋肉に問題がある眼瞼下垂 ・ミトコンドリアミオパチー ・筋強直性ジストロフィー など |
偽眼瞼下垂 | 眉毛下垂 眼瞼痙攣 眼瞼皮膚弛緩症 眼球陥凹 小眼球症 など |
メスを使った治療(保険診療)
当院では、眼瞼挙筋や眼嵩中隔を瞼板に縫縮固定してまぶたを持ち上げる方法で治療を行います。
症状によって、眉毛真下の余剰皮膚を切除する方法を用います。
- メスを使い縫合するので抜糸があります。
- ダウンタイムがあります。
- 治療時間は一般的に60~90分程度です。
- メスを使いますので出血があります。
負担の少ない眼瞼下垂手術
メスを使わない治療(自費診療)
当院では切らない眼瞼下垂の治療方法もおすすめしております。メスで切ることが無いのでダウンタイムも少なく、傷跡も残らない画期的な治療です。
- 上まぶたに3〜4本のピンホール切開のみで皮下剥離は行いません。
- 短時間で手術が出来、出血もほとんどありません。
- 手術後の腫れが少なく目つきが変わりません。
傷跡の治療
ケガや事故の傷跡、他院で受けた縫合創が汚く“縫いなおしたい”、傷が引きつれて痛い、リストカットの跡、帝王切開の傷跡などでお悩みの方。たくさんの傷跡修正を行っていますのでご相談下さい。内服治療、外用薬、注射、手術、レーザー治療等を提案致します。
シワ、たるみの除去
下まぶたのシワには「ベビーコラーゲン」、目尻・眉間・額のシワには「ボトックス」、口もとのシワには「ヒアルロン酸」を用いて、腫れの少ない治療が可能です。
下まぶたのたるみには手術での治療もできます。
刺青・タトゥー除去
黒・青・赤の刺青をレーザー治療にて消していきます。部位や大きさにより切除手術をお勧め致します。
口唇・目・耳・鼻の変形
唇裂鼻などの形の修正には軟骨移植や皮弁手術を伴うものも多く、術後の長期間のフォローが必要ですが、当院では細かな修正にもできる限り応じております。
耳たぶを大きくする、耳の形を変える、立ち耳の角度の変更、その他、耳(耳介、外耳)については様々な治療が可能です。ピアスの孔を塞いだり切れた耳たぶを修復したり、耳にできたできものやケロイドを切り取り、その欠損を再建する事もできます。副耳や耳瘻管などの先天的疾患の手術、付随するトラブルも相談をお受け致します。
陥入爪
陥入爪は主に足の母趾に生じる病気です。爪の先端や側面が爪のまわりの肉に刺さり、炎症を起こします。痛みをともなうので、和らげようとして爪を深く切れば一時は改善するものの、再び爪が伸びたときに悪化することがあるので注意が必要です。
また一度深爪にしてしまうと、再度深爪にしなければならなくなり、悪循環になります。爪の先端や側面は非常に鋭く、傷ついた場所に細菌が侵入し、症状が悪化する場合もあります。
この病気は老若男女問わず、誰にでも起こり得るので油断してはいけません。決して重い病気ではありませんが、症状が進行すれば治りにくくなるので早めの治療を提案致します。
その他、爪のご相談もお受け致します。